SOMPOを学ぼう日本の「損保」から、世界で伍していく「SOMPO」へ。広がる損害保険ビジネスのアウトラインを予習しよう。 SOMPOを学ぼう日本の「損保」から、世界で伍していく「SOMPO」へ。広がる損害保険ビジネスのアウトラインを予習しよう。

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5KEYWORD

私たちの社会に不可欠な損害保険。
業界研究に役立つ損害保険の
基礎知識をわかりやすくご紹介します。
5つのキーワードを通じて、
損害保険業界へのドアを開いてください!
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リスク RISK

私たちの普段の生活の中には、実はさまざまなリスクがひそんでいます。あなたもきっと、街を歩いていてヒヤッとしたり、台風や地震などで怖い思いをした経験があるでしょう。
そして、不幸にして不本意な事故に直面してしまったときに生じる経済的な損失に備えるのが損害保険です。

損害保険は、契約者が少しずつお金を出し合い、万が一の事故によって経済的損失を被った人の損害を補償します。まさに“一人は万人のために、万人は一人のために”という助け合いの精神が根底にあります。ただし、万が一の事故に遭遇する確率は人によって異なるため、その確率に応じた保険料を設定します。これが「保険料負担公平の原則」です。

もちろん、いつ、どこで、どんな事故に遭遇するか、予測することは不可能です。しかし、その確率は計算によって算出できます。 例えばコインを投げて表か裏が出る確率は理論的には2分の1です。数多く投げれば投げるほど、この理論上の数字に近い結果が出てくるはずです。これを「大数の法則」といいます。
こうした考えに基づき、保険会社は数多くのデータを集積し、事故に遭遇する確率を算出しています。

いざ、大規模災害! その時、損保ジャパン日本興亜は…
万が一、大規模な災害が発生した場合、損保ジャパン日本興亜は災害対策本部を設置します。被災地に応援を派遣して、迅速な保険金の支払いに努めます。また、社員による義援金の寄付、物資提供、ボランティア派遣など、被災地支援のためのさまざまな活動を展開しています。
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事業フィールド VERIETY OF SERVICE

保険と聞いて皆さんが真っ先にイメージするのは、生命保険ではないでしょうか。これは、人の生死にかかわる保険で、「第一分野の保険」と呼ばれています。
対して、ここでご紹介している損害保険は、事故によって生じた損害を補てんする保険で、「第二分野の保険」と呼ばれています。
そして、生命保険・損害保険のどちらにもあてはまらない保険(例えば介護保険や医療保険)のことは「第三分野の保険」と呼ばれています。

こうした分類は保険業法という法律によって決められていて、「損害保険は損害保険会社だけが取り扱うことができる」など、詳しく定められています。

損害保険は、扱うリスクの幅広さが大きな特徴です。
最も大きなウェイトを占めているのは自動車事故を想定した自動車保険ですが、その他にも地震の被害に備える地震保険、海上輸送のリスクに備える海上保険など、さまざまな種類の保険商品が開発されています。

お天気だって立派なリスク! だから天候不順に備える保険も。
開発途上国では、天候不順による干ばつなども大きなリスク。そこで損保ジャパン日本興亜グループでは、タイで稲作農家の干ばつ被害軽減のために『天候インデックス保険』を提供しています。異常気象が地球規模で課題となっている今、大きな期待を集めている商品です。
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代理店 AGENCY

“一人の損失をみんなの力で補填する”のが損害保険ですから、契約する人が多ければ多いほど支える力も強くなります。では、損害保険に加入する人を募集する、つまり保険商品を販売するのは誰でしょうか。 “損害保険だから損害保険会社が販売しているのでは?”と、考えた方もいらっしゃるかもしれませんね。 実は損害保険の商品を販売しているのは「損害保険代理店」。実に全体の9割以上が代理店経由で販売されているのです。

その代理店には、保険販売だけを行う「専業代理店」と、本業は別に持っている「副業代理店」があります。海外旅行の経験のある方は、旅行中の万が一に備える保険を旅行会社の窓口で申し込まれたと思いますが、これが「副業代理店」の例です。

損害保険代理店に求められる役割は、さまざまなリスクに備えるべく、お客さまに最適な保険提案を行うこと。そして、万が一の事故の際には、迅速かつ円満な解決に向けた手助けをすることです。

こんなに身近! 損保ジャパン日本興亜の代理店
普段、街中で見かける自動車販売店や銀行のほとんどが保険代理店です。自動車を購入したときには自動車保険、家を購入したときには火災保険に加入します。意外に身近な代理店ですが、損保ジャパン日本興亜の代理店だけでも、実は全国に62,000店以上(2016年3月31日現在)あります。これは全国のコンビニの店舗数より多いんです。
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グローバル GLOBAL

少子高齢化が進む日本。他の産業同様、損害保険業界も国内市場の縮小という現実から逃れられません。そのため海外に市場を求め、グローバルな展開が図られています。特に経済的な成長が著しいアジアの新興諸国へは意欲的に進出しています。

損保ジャパン日本興亜も、中国やタイ、マレーシア、インドネシアなどのアジアへ進出、トルコやブラジル、アフリカなどで事業基盤の構築に力を入れています。
また、世界で伍していくグループとなるべく、欧米先進国の損保会社とのM&A(合併・買収)にも意欲的です。

当然、損害保険会社で働く社員の活躍するフィールドも世界に広がっています。
海外で経験を積んだ人材が、世界を舞台に新たなビジネスチャンスを切り拓いていく、そんな光景が損害保険業界では当たり前のものになっていくことでしょう。

世界のどこまでも、活躍の場は広がっていきます。
海外においても保険商品を通じて社会への貢献を続けるSOMPOホールディングスグループ。2015年には外国保険会社として初めて、ミャンマーで営業認可を取得。M&Aにも積極的で、英国ロイズ保険マーケット大手のキャノピアス社の買収は、大型のM&Aとして大きな話題になりました。
また、昨年10月に世界最大の保険市場である米国を中心とした事業基盤を持つエンデュランス社との買収に合意し、米国における強固な事業基盤を獲得することとなりました。
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損保の未来 FUTURE

そのルーツは紀元前の地中海交易にまでさかのぼるとされる損害保険ビジネス。こんなにも古くからあるビジネスだというのに、21世紀の現代もめざましいスピードで進化を続けています。
例えば金融自由化の流れの中で始まったのが生命保険と損害保険の相互参入、保険商品の自由化、そして保険料率の自由化。これによって保険業界も本格的な競争の時代に入り、合併・再編の動きが一気に加速しました。

こうした合併・再編の流れを経て誕生したのが、いわゆる“3メガ損保体制”です。SOMPOホールディングスグループを含む、3つのグループが業界の柱となっており、日本の損害保険市場の9割以上は、この3メガ損保によって占められています。

また、商品開発の面でも進化が続いています。 背景にあるのは少子高齢化で、長生きすることによるリスクの拡大に備え、新たなニーズへの対応が求められています。急増する外国人観光客の日本滞在中の病気やケガへの対応や、インターネットを通じた直販なども現代社会ならではの取組みです。
こうしたサービスの広がりを通じて、損害保険会社は本当の意味でのサービス産業へと進化していくことでしょう。

事故を防げ! これも私たちの大切な仕事です。
ドライブレコーダーによる走行データを分析して、事故を防ぐための仕組みができないだろうか──。そんな発想をカタチにした、当社のサービスが『スマイリングロード』です。ドライブレコーダーのデータを通じて安全運転診断や危険運転などの情報を、お客さまやドライバー本人にフィードバックするもので、導入した企業の事故件数が約20%減少するなど、めざましい成果を上げています。